ロジックICでオルゴールを作りました。
選んだ曲は国鉄~JRで車内チャイムとして使用されている「ハイケンスのセレナーデ」の一節です。
演奏には,休符も含めると15拍必要となるため,ステップシーケンサーは4017と74HC595の2段構成としています。
音階データのストレージには,はじめダイオードマトリクスを使おうかと思いましたが,ダイオードの数がやたらと多くなりそうだったので今回はすべてロジックICで構成しました。次はROMを使ってやってみたいところです。
ロジックICでオルゴールを作りました。
選んだ曲は国鉄~JRで車内チャイムとして使用されている「ハイケンスのセレナーデ」の一節です。
演奏には,休符も含めると15拍必要となるため,ステップシーケンサーは4017と74HC595の2段構成としています。
音階データのストレージには,はじめダイオードマトリクスを使おうかと思いましたが,ダイオードの数がやたらと多くなりそうだったので今回はすべてロジックICで構成しました。次はROMを使ってやってみたいところです。
上金剛山 314m 1pt 北海道芦別市
2021/11/15
初夏に十勝連峰で無線をやって以来,緊急事態宣言が出たり仕事が忙しくなったりと,移動運用どころではなくなってしまっているうちに,すっかり秋が終わってしまいました。
ようやく仕事がひと段落ついたので,気晴らしにお手軽サミットから波を出してみることに。
向かったのは芦別市の上金剛山(JA8/SC-065)であります。 ここは昨年も一度来ていて勝手がわかっているつもり。
プリント基板を切削する精度を上げるため,CNCにZプローブを取り付けることにします。
Zプローブというのは、ツールの先端をワークの表面に位置合わせするための治具です。
導電性のワークとツールの両方に電極をつけて、両方が接触した点をゼロ点として位置合わせします。なのでワークは絶縁体だとダメです。
さて、基板のどこかにそれ用のコネクタがあると思うのだけれど見つかりません。たいていProbeとかシルクが刷ってあるはずなのだけれど。
GRBLの使用を調べるとArduinoのA5ピンにプローブをつなぐことになっているので、最悪基板からパターンを探して取り出せばいいやと思いながらもう一度基板をみたところ、その名もずばり「J-A5」と書いてあるコネクタがありました。
左上のピンヘッダがそれ |
そうとわかれば早速部品箱からてきとうなパーツを集めて工作します。
少しずつCNCを育てています。この休みはリミットスイッチをつけることに。
リミットスイッチは、各軸の移動範囲を制限し、サーボモータや機械を保護するために設置します。部品箱に都合よくマイクロスイッチが6個あったのでこれを使います。
制御基板のコネクタをあたって基板のピン配置を調べます。
ノイズが動作に悪影響を及ぼすようなら、コネクタに5Vが来ているのでこれを使って信号線をプルアップしておくと良いのでしょう。(テスト中は特に変な動作もせず、必要と感じなかったので、以下の作業でプルアップはしていません。)
試しに付属CDに入っていたGコードデータを出力してみます。
ワークにはその辺に転がっていたアクリル板を使用し、テーブルに両面テープで固定しました。
ここで気づきました。スピンドルの回転方向が逆だな・・・
モータにつながるコネクタのピンを入れ替えて修正、もう一度削ってみる。
どうしてサンプルデータはiPhoneなのか |
上:正転 下:逆転 |
刃がちゃんと切れればかなり細いパタンも彫れそう |
動くことが分かったので次はリミットスイッチを設置してみます。
フルメタルなので重い |
ちょっと余裕がありすぎる |
緊急事態宣言も解除になって、まあ普段の生活に戻った感の10月ですが、仕事で新しいことを始めたので休みの日も自宅で書き物など忙しくしています。
新しいことと、いうのは担当している工作室にレーザ加工機や3Dプリンタを設置して、ワークショップを開催したり、機器の一般利用を始めたりしたのですが、この機器のなかに3Dモデリングマシン、つまりCNC制御の小型フライスがあります。
主に樹脂や木材を切削して、部品やレジンキャストの原型を作るものですが、電子工作的にはプリント基板の切削加工ができます。
早速、工作教室の教材として基板を作製してみました。狭いパターンも難なく切れます。(CAMはFlatCAMを使っています。)
エンドミルは0.5Φのスクエア(これも中華) |
実装しました |
高級Lチカ |
大規模なものを大量に作るには結構な時間がかかりますが、一枚~数枚の試作ならエッチング無用で、手を汚さずにほかの仕事をしながらパターンと穴あけと外形切断が放置して出来あがるのが素晴らしい。(沢山作るときは、パターンはエッチングでやって、穴あけと外形切断だけやらせるのも良いかなと思っています。位置決めが課題。)
これで自分の工作のプリント基板も作れたらと思っていたのですが、なにせ工作室にいる間は仕事ですから、私的な工作をしているヒマなど当然ありません。
でも仕事でいろいろ作るので、ノウハウ蓄積と工作スキルだけは上がっていくのです・・・仕事で勉強できるのでありがたい話ですw
ならばということで、プリント基板を削るためにCNCを一台自宅に導入することにしました。職場にあるのはローランドDGのSRM-20ですが、自宅に置くのはこのような高級機ではなく中華CNC。少し残念。さてどれにしよう。検討要素はつぎのとおり。
①機器設置スペース
自宅の工作室兼無線室にはすでに模型用の塗装ブース、机2つ、棚複数、3Dプリンタ、ボール盤が置いてあるためもう場所がありません。またCNCは切削時に騒音と粉塵が発生するのでできればカバーをつけたいものです。それを考えると、本体サイズが大きいものはできれば避けたいところ。
②ワークサイズ
CNCミリングマシンの諸元で3018とか1310とあるのは、ワークサイズを指す名称のようです。3018は30x18センチ、1310は13x10センチ。プリント基板を削るだけなら私は1310で間に合いそうです。
③どこで買うか
AmazonとAliexpressで検索すると全く同じものが出てきます。Aliexでの販売価格が思ったほど安くないのと、Amazonから買うと不良品や部品不足の対応が良さそうなので、Amazonから買うことにします。
3018タイプ |
1310タイプ |