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2021年10月12日火曜日

中華CNCをポチリました

緊急事態宣言も解除になって、まあ普段の生活に戻った感の10月ですが、仕事で新しいことを始めたので休みの日も自宅で書き物など忙しくしています。

新しいことと、いうのは担当している工作室にレーザ加工機や3Dプリンタを設置して、ワークショップを開催したり、機器の一般利用を始めたりしたのですが、この機器のなかに3Dモデリングマシン、つまりCNC制御の小型フライスがあります。

主に樹脂や木材を切削して、部品やレジンキャストの原型を作るものですが、電子工作的にはプリント基板の切削加工ができます。

早速、工作教室の教材として基板を作製してみました。狭いパターンも難なく切れます。(CAMはFlatCAMを使っています。)

エンドミルは0.5Φのスクエア(これも中華)

実装しました

高級Lチカ

大規模なものを大量に作るには結構な時間がかかりますが、一枚~数枚の試作ならエッチング無用で、手を汚さずにほかの仕事をしながらパターンと穴あけと外形切断が放置して出来あがるのが素晴らしい。(沢山作るときは、パターンはエッチングでやって、穴あけと外形切断だけやらせるのも良いかなと思っています。位置決めが課題。)

これで自分の工作のプリント基板も作れたらと思っていたのですが、なにせ工作室にいる間は仕事ですから、私的な工作をしているヒマなど当然ありません。

でも仕事でいろいろ作るので、ノウハウ蓄積と工作スキルだけは上がっていくのです・・・仕事で勉強できるのでありがたい話ですw

ならばということで、プリント基板を削るためにCNCを一台自宅に導入することにしました。職場にあるのはローランドDGのSRM-20ですが、自宅に置くのはこのような高級機ではなく中華CNC。少し残念。さてどれにしよう。検討要素はつぎのとおり。

①機器設置スペース

自宅の工作室兼無線室にはすでに模型用の塗装ブース、机2つ、棚複数、3Dプリンタ、ボール盤が置いてあるためもう場所がありません。またCNCは切削時に騒音と粉塵が発生するのでできればカバーをつけたいものです。それを考えると、本体サイズが大きいものはできれば避けたいところ。

②ワークサイズ

CNCミリングマシンの諸元で3018とか1310とあるのは、ワークサイズを指す名称のようです。3018は30x18センチ、1310は13x10センチ。プリント基板を削るだけなら私は1310で間に合いそうです。

③どこで買うか

AmazonとAliexpressで検索すると全く同じものが出てきます。Aliexでの販売価格が思ったほど安くないのと、Amazonから買うと不良品や部品不足の対応が良さそうなので、Amazonから買うことにします。

④機種選定
3018タイプ

1310タイプ
結局アマゾンで出てきたこの二つで迷いました。
青いほう Pro:コントローラとオフラインユニットの出来がよさそう、Z軸を調整するアクセサリがついている con:私の部屋にはちょっとサイズが大きい、スピンドルユニットを取り付けるパーツがプラスチックに見える(3Dプリンタの出力品?)
赤いほう Pro:フルメタル、青より一回り小さくて置き場に困らない con:コントローラとオフラインユニットが貧相

結局赤いほうにしました。コントローラとオフラインユニットは壊れたり、気に入らなかったりしたら、後から好きなのを調達できそうだし。

さて、届きましたら開梱報告をいたします。

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