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2020年9月11日金曜日

RTTYに挑戦

古いCQ誌の記事も参考に

私にとってラジオテレタイプ、という言葉には少年の頃の思い出が重なります。

1980年代、私が小学生の頃、毎年秋に開かれる町の文化祭で、地元のアマチュア無線クラブの公開運用が催されており、会場となった体育館のロビーにはOMご自慢の機器がずらりと並びデモンストレーションが行われていました。

親に連れられて文化祭に行くと、アリーナに書画や菊の展示を見に行く親と離れて、私はロビーの運用の様子を眺めに行くのが常でした。

ある年の文化祭で、大きなドラムに張られた記録紙が回転して、リズミカルな同期音を受信しながら少しずつ天気図を描いている無線ファクシミリと並んで、オレンジ色のキーが特徴的な、キーボード一体型筐体のマイコンのような装置がブラウン管モニタにつながっているのに目を惹かれました。

なぜスペースバーがオレンジ色なのか?

誰も操作していないのに何か画面に文字が出てくるのはどういう仕組みなのか?

そこにいたOMに素直に質問できるような子ではなかったので、家に帰ってから当時購読していた雑誌「初歩のラジオ」で、どうやらあれがRTTYの装置だということを知ったのでした。

鮮やかなオレンジ色のキーと、電子音とともに画面にローマ字が表示されていく様子は今でも脳裏に焼きついています。

これが私のRTTYとの出会いで、オレンジ色のキーがついた装置は東野のθシリーズでしょう。

なぜスペースバーがオレンジなのか?これは今も謎のままです。

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今回はそのあこがれの(hi) RTTYに挑戦しました。