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2020年4月27日月曜日

ALL JA コンテストに参加

再開局してから初めてになるALL JAコンテストに参加した。

今回はコロナウイルス流行のせいで、マルチオペ部門がなくなったのと移動運用自粛の呼びかけがあったため、大学や地域のクラブ局が出ていないので、ちょっと寂しい大会となった。いつも移動運用している無線局にとっては、大きなハンデ戦になってしまっただろう。Twitterの書き込みでも、学校の無線部では参加を見送ったり、部の設備を持ち帰り自宅から参加したりなど、いろいろ苦労しているようだった。

そんな、普段の年とは空気が少し違うコンテストだった。

私も今から25年前は大学のクラブで部室に詰めて夜通しの交代運用をしていたもので、今回はそんなころのことを思い出しながら、初の個人参加だった。
アンテナが7メガ逆Vしか上がっていないのと、しゃべると疲れるし家族に気を使って、7メガ電信オンリーの運用とした。

(1日目)
スタートの土曜日21時からは、様子を伺い雰囲気に慣れたかったので、呼びまわりをすることに決めていた。遅い時間にもかかわらず、国内がよく聞こえており、パイルになっていなければ呼べばすぐ応えてくれる。1時間半のS/Pで40交信くらいしたが、これならランニングしていればよかったと思う。そのあとは22時半から1時近くまでRunして、7・8エリアを除く全国と100局近く交信できた。特に23時台は67交信とほとんど途切れず呼ばれ、夜中に7メガでこれだけできるとは思わなかった。普段寝てるし。

このときは CTESTWIN のCW送信の設定をいじらないであったせいで、"GE UR 5NN1o3M BK" なんて、のんきな交信をしていたのがちょっともったいなかったが、これは日曜日に直した。

1時を過ぎると交信が途絶え、CQを出し続けている局もほとんどできていないなので寝ることにした。この時間になるとようやくロシアの沿海が聞こえだして、どうもあちらも何かコンテストをしているようだ。

無線部時代の当時をしのんで、無線部屋の床に寝袋で寝ることにした。リグを点けたままにしてノイズを聞きながら2時前に仮眠。

(2日目)
日の出頃にあたる4時半に目覚ましをかけていたが熟睡できずにうとうとしている中でアラームを聞く。
うとうとしながら、交信が聞こえるなあと思っていたら薄明るい中でJA-JAがぼちぼち聞こえだしたので顔を洗いに行く。

そこそこできそうだったので5時からCQを出してみるが、2-3分ごとに常にパラパラ呼ばれるのでやめるにやめられずしばらく頑張った後、6時半からは聞こえるところを呼んで回る。おかげでマルチも増えた。

7時過ぎに台所へコーヒーを淹れに行って飲み、そのうち家族が起きてきたのでそのまま落ち着いて新聞など読んで1時間くらい経ってしまう。朝飯を軽く食べてリグの前に戻るがどうにも調子が出ない。バンドを端から聞いてまわるが交信済みばかりで、たまに呼ぶもパイルが全然抜けず、何分も待たされることしばしで数が増えない。このあたりからだんだんくたびれてくる。あれだけほかに呼ぶ局がいるのだから自分もCQすればよかったのかもしれないが、バンドに隙間がなかったのでいじけて午前中はずっとこんな調子。土曜日にできなかった東北が少しできた。

近所の太陽光発電所なのか、なにが原因なのかはわからないが、10kHz間隔に常に妨害が出ていて、7015と7025の±500Hzは使い物にならない。また全体にノイズも多く、どうもよくない。
昼を食べて猛烈な眠気が襲い、体も冷え切ってとうとう布団に潜り込み1時間ほど昼寝をしてしまった。コンディションがどうだったかわからないのだが、コンディションのせいにしておくw

昼寝明けでぼーっとしながら呼んで回り、15時台に途中CQを出したらずっと空振りだったが途中で石狩と桧山の局から続けて呼ばれる。道内マルチはほとんどダメかと思っていたのでありがたい。17時からランニングにて、東北も含めて全国からまずまずのペースで呼ばれ、日没とともにペースが落ちてきたがそのまま20時半まで粘った。最後は落穂ひろいでやりのこしを探したがマルチも増えず終了。

328 QSOs * 45 Mul = 14,760 pts

50wと軒先に下がった逆Vではせいぜい200交信くらいかと思っていたので、頑張った甲斐はあったように思う。

皆様交信いただきありがとうございました。

反省点
・もっとランニング
・床で寝ない、布団で寝る
・メッセージは簡潔に
・STAY ON AIR (新聞読んでくつろいでいる場合ではない)
・痛くない椅子、痛くないヘッドホン