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2021年11月16日火曜日

中華CNCを組み立てた(その4・Zプローブをつける)

プリント基板を切削する精度を上げるため,CNCにZプローブを取り付けることにします。

Zプローブというのは、ツールの先端をワークの表面に位置合わせするための治具です。

導電性のワークとツールの両方に電極をつけて、両方が接触した点をゼロ点として位置合わせします。なのでワークは絶縁体だとダメです。

さて、基板のどこかにそれ用のコネクタがあると思うのだけれど見つかりません。たいていProbeとかシルクが刷ってあるはずなのだけれど。

GRBLの使用を調べるとArduinoのA5ピンにプローブをつなぐことになっているので、最悪基板からパターンを探して取り出せばいいやと思いながらもう一度基板をみたところ、その名もずばり「J-A5」と書いてあるコネクタがありました。

左上のピンヘッダがそれ

そうとわかれば早速部品箱からてきとうなパーツを集めて工作します。

ミノムシクリップを二つとりつけたのだけれど、ワークのほうがプリント基板だとクリップできないことに気づく。プリント基板にはリードの先端をセロハンテープで貼り付けることに。

ツールにミノムシクリップをくわえてZ-probeをクリックしたらうんともすんとも言いません。信号ピンがGNDに落ちると動作するようで、ツールとワークの線を入れ替えたら正常になりました。

プローブができたら,プロファイルマッピングをやってみます。Gcodeファイルを読み込むとなんやらボタンがアクティブになりました。


参考 https://guitarsk.com/pc/archives/1232

できた。


ツールは0.1mmの45度Vカッターを使用してガラエポ基板を切ってみます。ごく細い線を1パスで切ると、銅箔のバリが隣とショートするので,何らかの対策が必要。

細い線も上手に切れている様子

赤丸のところはショートしていた

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