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2022年3月7日月曜日

電子オルゴールの製作「ハイケンスのセレナーデ」

 ロジックICでオルゴールを作りました。

選んだ曲は国鉄~JRで車内チャイムとして使用されている「ハイケンスのセレナーデ」の一節です。

演奏には,休符も含めると15拍必要となるため,ステップシーケンサーは4017と74HC595の2段構成としています。

音階データのストレージには,はじめダイオードマトリクスを使おうかと思いましたが,ダイオードの数がやたらと多くなりそうだったので今回はすべてロジックICで構成しました。次はROMを使ってやってみたいところです。

ストレージからの出力ビットで,40192を2個使う分周器を切り替えて、音階に対応した(音階の周波数x8)の発声用クロックを生じさせています。

この発声用クロックを4520と4051で構成した階段波生成回路で8ステップの疑似正弦波(階段波)に変換しています。

同様の回路を2系統実装しているため,同時に2声を発生させることができます。

エンベロープ発生回路で振幅を減衰させているため、それっぽい音色が得られました。

(回路図)



図面には出てきませんが、結構未使用のロジックゲートが残ってしまってもったいないです。もう少し合理化できたかも(汗

製作にあたっては、ElekenさんのY-Lab.Blog
を参考にさせていただきました。わかりやすい解説と製作例をブログでご紹介いただき、この度の製作には大変お世話になりました。感謝しております。


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