ロジックICでオルゴールを作りました。
選んだ曲は国鉄~JRで車内チャイムとして使用されている「ハイケンスのセレナーデ」の一節です。
演奏には,休符も含めると15拍必要となるため,ステップシーケンサーは4017と74HC595の2段構成としています。
音階データのストレージには,はじめダイオードマトリクスを使おうかと思いましたが,ダイオードの数がやたらと多くなりそうだったので今回はすべてロジックICで構成しました。次はROMを使ってやってみたいところです。
ストレージからの出力ビットで,40192を2個使う分周器を切り替えて、音階に対応した(音階の周波数x8)の発声用クロックを生じさせています。
この発声用クロックを4520と4051で構成した階段波生成回路で8ステップの疑似正弦波(階段波)に変換しています。
同様の回路を2系統実装しているため,同時に2声を発生させることができます。
エンベロープ発生回路で振幅を減衰させているため、それっぽい音色が得られました。
図面には出てきませんが、結構未使用のロジックゲートが残ってしまってもったいないです。もう少し合理化できたかも(汗
製作にあたっては、ElekenさんのY-Lab.Blog
を参考にさせていただきました。わかりやすい解説と製作例をブログでご紹介いただき、この度の製作には大変お世話になりました。感謝しております。
0 件のコメント:
コメントを投稿