2022/06/06 東ヌプカウシヌプリ 1252m, 8pts
https://sotl.as/summits/JA8/TC-049
5月に続き、然別湖周辺の山で SOTA Activation です。
往復300キロ超えのドライブはちょっと大変ですが、前回訪れた白雲山と天望山、今回の東ヌプカと隣の西ヌプカ、どの山も登山口から2時間かからずにピークを踏めるので、6月末に旭岳や十勝岳の山開きを控えたこの時期、足慣らしにはちょうど良いと思っています。
さて、東ヌプカウシヌプリ、名前はアイヌ語で「野原の上にいらっしゃる山」とのこと、十勝平野の北縁にあたります。道道を挟んで隣には西ヌプカウシヌプリがあり、こちらもSOTA山なので、次の休みに登りに行くつもりです。
朝8時前に出発、気温は9℃。ジャケットを着ていないと寒いです。
白樺峠の駐車帯に車を停めてすぐのところに入山届のポストがあります。低い笹原を過ぎるとすぐに傾斜が急になり、岩と土で階段になったところをまっすぐ登ります。けっこうきつい。
快晴。普段の私の行いが良いのではなく、天気が良いから山に来ただけ。 |
ところどころ岩が重なる隙間が風穴になっていて冷たい空気が流れ出しているところがあります。ナキウサギがいるらしいんだけれど見かけなかった。
カンバとエゾ松の混じる林は日陰でひんやりしていますが、まっすぐ登るとさすがに暑くなってきて途中でヤッケは脱ぎました。
山頂近くになるとシャクナゲと背の低いモミジが多く生えています。花と紅葉の時期にはきっときれいなことでしょう。残念ながらまだシャクナゲの時期ではないようで、今回はあまり花がありません。
山頂は木が多く展望はまずまず、面積が狭いです。人工の構造物は山頂標と三角点標だけでした。
十勝平野を望む |
旗は写真を撮る時だけ付けます |
VCHアンテナを木の枝に立てかけてセッティングします。風が弱くてよかった。
前回はローバンドがだめでしたので、まあ今回もそんなところかなとイオノグラムを確認するとだいぶ横棒が伸びています。なのでハイバンドから始めます。
セルフスポッティングを入れて、21.062MHzでCQを出すと数局から同時に呼ばれます。ちょっと重なってしまっていて聞きとりがうまくいかず、あれ、RITはどこだっけ?と相変わらず要領が悪いです。運用中、500Hz離れたところの信号が聞こえてきて、あれれと思ったらナローフィルタをオフにしていました。ハイバンドのうえ、山でノイズが少ないので、ワイドのままだったのに気が付かなかったのでしょう。普段からFT-818NDを使い慣れていないのがバレますね。
21MHzでは30分ほどコンスタントに交信を重ね、W6とZLからもお呼びいただきました。
14メガにチェンジしましたが、初めだれからも応答がなく、RBNにも拾われず、しぶとく素振りをしていたらコンディションが変わったようで6局お相手いただきました。つながると強く入感していました。
10メガは坊主。7メガはカスカスでしたがなんとか2交信。
天気も良かったので山頂に2時間もいました。全部で25QSO。各局ありがとうございました。
さて下りるのはあっという間です。下山後はちょっと車を走らせて山奥の一軒宿、かんの温泉の日帰り入浴、ここもすごくよかった。
冬にここに来ると浮世を忘れられそう(携帯つながりません) |
今回も帯広へ寄り道、遅い昼ご飯は十勝っ子のソウルフード、カレーのインデアンでカツカレー。福神漬けのほかに、緑のピーマン漬けと甘酢ショウガ(ガリ)が添え物で用意されています。甘酢ショウガはカレーに合うので大好きです。
ぽってりしたルーの優しいカレーがおいしい |
ご飯を食べたら、お土産さがし、今回は餡子好きのXYLのために和菓子を求めます。昔ながらの地元のお菓子屋さんといった感じの竹屋製菓でそばやきと十勝物語を買い、パイ饅頭の豆太郎をおまけしていただきました。翌日のおやつで賞味しましたが、なんといっても小豆がおいしいのと、パイ饅頭はバターの香りがとてもよく、十勝らしいとても良いものを買えました。
包装と袋が昭和っぽくてよい |
素朴だけれど、そば、小豆、求肥、砂糖、素材の味がしっかりおいしい |
さて、然別湖畔シリーズ、次は西ヌプカへ登ろうとおもいます。
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