白雲山 1186m, 8pts
天望山 1174m, 8pts
遅いゴールデンウイークがやってきました。
この連休は支笏湖周辺の山へ行ってみようかと思っていましたが、Facebookグループで、白雲山と岩石山に登ったとの書き込みを見て、ああそうか東大雪もいいな、と行先変更。
旭川からだと160km程度で、支笏湖よりも少し近いし、交通量が段違いに少ないのでドライブも快適なはずです。
4時に自宅を出て3時間ほどで、然別湖畔の登山口に到着。道道からの入り口がちょっとわかりづらくて行ったり来たりと少々時間をロスしました。
車を降りると、これぞ高原の空気というさわやかな森の香りです。昨年夏以来のハイキングでそわそわしますが、忘れ物をしないように身支度を整えてから出かけます。
船のレーダは濃霧の立ち込めることが多い湖ならでは。 |
登り始めてしばらくは、林の陰から湖が時々覗きます。眺めはあまりありませんが、下を見ながら歩いていると小さいお花が励ましてくれるのがうれしく思われる、そんな道のりです。
山頂直下は岩塊の重なる場所で、道も決まっていないようなので両手両足で岩を乗り越え山頂標にたどり着きました。
山頂ではいつものとおりVCHアンテナを展開して準備します。ピークから少し下がったところに、迷い込み防止のロープを張っている鉄ピンがあるのでこれを拝借することにします。
MUFが高くハイバンドが開けているようで、ローバンドのコンディションはさっぱりでした。7メガは1局しか応答がなく、21にチェンジ。4局お相手いただきましたが、空振りばかりでコンディションは今一つといった感じでした。
この日は火曜日だったので、ほかに登っている人もいないかなと思っていましたが、山頂では3パーティー、5人に追い抜かれました。おにぎり食べて次に向かいます。
天望山へは200メートル、ほぼまっすぐ下って鞍部を通過し、また200メートル登り返します。この間水平距離で1.7キロ。いやあキツいです。ずっと下を見ながら歩きます。
天望山は山頂にツツジが咲いていて、それに群がる大きな蝶が美しくにぎやかな山でした。岩しかない白雲山と対照的に、山頂には樹木が生育していて、アンテナの釣竿は枝に立てかけての運用となりました。
21メガではちょっとしたパイルになり、NZからの呼び出しもあり楽しく運用できました。15分ほど、13局と運用して途切れたので下に移りましたが、あとはどのバンドもさっぱりで、全部で16QSOしてCL。
ここでもおにぎりを食べてから山を下ります。
東雲湖を巡るコースでのんびり帰ります。
東雲湖は高原の大沼といった感じの静かな場所です。鶯が何羽もないていて賑やかでした。
然別湖の南岸をぐるっと回ってスタート地点に戻ります。
湖畔の温泉につかって大満足の山行でした。ナキウサギの声を聴いたのですが姿は見えず、なかなかお目にかかれません。動物は青大将が一匹とリスの気配が一度だけ、熊も鹿もおらず、よかったです。
帯広まで寄り道して、家族のためにクランベリーのスイートポテトを買い求め、清水のとんかつのみしなでヒレカツ定食を食べて旭川に帰りました。
東大雪、初めて訪れましたがとてもよかったです。今シーズンはもう少しこのあたりを歩いてみたいです。
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