2020年のハムラジオの目標の一つはSOTA運用をたくさんすることときめていた。
自分は夏山登山しかできないので,冬の間は他のアクティベータの追っかけをしていたが,雪が解けて,6月に入りSTAY HOMEも緩和され,とうとう念願のSOTAアクティベーションをすることができた。
最初は地元,旭川市内の半面山(JA8/KK-127)で計画していたが,先日ヒグマが出没して周辺が封鎖されてしまっており,計画変更を余儀なくされてしまった。
そこで向かったのは旭川の隣町,自宅から1時間ちょっとの芦別市にある上金剛山(JA8/SC-065)。
ここは展望台になっており,車で直接登ることができる。
舗装路から林道に入り,2キロメートルほど傾斜を登っていくと広い展望台の駐車場に出る。
駐車場から一段高くなっているところがピーク。ちょっとインカ文明かなにかの遺構みたいでおもしろい。
標石がふたつあった。
こっちは三角点
こっちの標石には「宮」と読める刻字があるのだけれど,帝室林野局と関係があるのかな?
ベンチが3つあって,脚に木杭がついているのでここに釣竿を立てられる。
設営は10分ほどで完了。
7MHzCWでCQを出し始めると程なく応答いただいたが,そのあとぱったり止んでカラCQを続ける。
それよりなにより,自分の電信のヘタさ加減には,お相手いただく局に対してほとほと申し訳なくなってしまい,今後特訓しないとだめだと実感した。
これまで電信はほとんどコンテストでの運用しかしたことがなかったので,一般の交信で599以外のことを打電されると,とたんに聞き漏らしが多くなり,あたふたしてしまい,とりあえず73を送ってしまうというありさま。
呼ばれなくてちょっと休憩かなと思っているところに,長野でアクティベーション中のJG0AWE局から呼び出しがあり,あわててログを取る。
とても強く聞こえており,うれしい初のS2S(山頂同士の交信)となった。
このあと,TwitterでAWE局からサテライト運用のお誘いがあり,アローアンテナを組み立てて11時台のAO-92を狙ってみた。
さっきCWで交信していただいたJA1VVH局とAWE局の呼ぶ声は聞こえたものの,国内や大陸方面からの混信がひどく,こちらからの5Wのアップリンクが通らず残念。このあとAO-91も通過したが,これも混信に負けて交信には至らず。
厚い雲も,運用をおしまいにするころにはすっかり取れて初夏の日差しが暑く感じられる。
空知川と星の降る里大橋を正面に,右手に北海道大観音像(昔の芦別レジャーランドの跡)が見える。
夜景スポットでもあるらしい。
南側は,芦別岳が見える。今シーズンも登りたい。
交信いただいた皆様,ありがとうございました。電信がんばります😁
今回の反省
- 時計は必要(スマホの時計だとなにかと不便)
- 電信の練習をすること(コンテストQSOはコールとナンバーだけ聞き取れば足りるけれど,一般交信はそうはいかないですね)
- iPhoneは電池が完全にカラになると,うちのカーステレオのUSBでは充電できない
- サテライトはFT-818を受信に,ハンディ機を送信に使うほうが,DJ-G7一台で送受兼用とするより扱いやすかった
こんばんは。
返信削除今朝はとても残念でした。北海道とは割合相性がよいのですが、ちょうど少し早くにEsが強くなりLowバンドがきつくなってしまいました。次回はきっとつながるだろうと期待しています。また聞いていますので宜しくお願いいたします。
そうそう、時計は忘れやすいですね。腕時計は使いづらいです。電波時計で小さめのものを購入すると良いと思います。私も2つ持っていて移動用のパックに常備しています(^^♪
ではまた、73 CU JP1QEC mot.
あぶさんこんにちは!
削除今日はなかなか厳しかったようで、受け取るレポートもSが低いものばかりでした。こちらのアンテナも改善の余地が有るかなとは思っています、次は場所が許せばダイポールで出たいところです。また次のチャンスによろしくお願いします(^^)
時計はすぐ見られるところにないとダメですね。いつもパソコンでのロギングなので時計を気にすることがなくなっていましたから、すっかり忘れていました。