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2020年6月29日月曜日

FT3DでWiRES-X PDN機能を試す

山での運用の時にAPRSを利用したくて導入したFT3D,大変よくできたリグです。


しいていえば,液晶画面がタッチパネルになっていて露出しているため,岩や地面にぶつけないよう,山での取り扱いには気を使うのが難点でしょうか。

手袋をしているとタッチ操作がしにくいというのもあり,アウトドアではタッチパネルではない方が実用的かもしれません。

ともあれ,最新機能満載で,触っていて楽しい装置です。

パソコンに専用ケーブルSCU-39でつなぐと,Wires-Xポータブルデジタルノードとして機能させることができ,世界中の無線局と接続できるようになるのだそうです(まだよくわかっていない)。

PDN機能+ポータブルデジタルノードモード+アクセスポイント運用(※1)
     |               |
     |               +ダイレクト運用(※2)
     |
     +ポータブルHRIモード-+アクセスポイント運用(※3)
                  |
                  +ダイレクト運用(※4)
(どうやらこういうことらしい,まずは※2をやってみます)

というわけで,溜まっていたポイントでケーブルをポチり。

八重洲のサイトから申請して3日ほど,ノードIDとルームIDが届きました。これはソフトウェアに設定して使う自分専用の番号のようです。

マニュアルに従い,パソコンのUSBドライバ,リグのファームウェアアップデート,WiRES-Xソフトウェアのインストール,リグの設定,ソフトの設定,特に問題はありません。ここまで30分くらいで完了。

ALLJA-CQ-ROOM に接続を試みたところ,蹴られました。ソフトウェアのメッセージとマニュアルを確認すると,PDN機能ではアナログルームには接続できないとのこと。なるほど。改めて,デジタルルームである ALLJA-CQ-ROOM D に接続リクエスト。めでたく接続されました。

さて,つぎはルームで声を出してみようかな。
英語や韓国語での交信もチャレンジしてみたいです。

2020年6月22日月曜日

SOTA JA8/KK-011 富良野岳(富良野市)

1912m 10pt



4度目のSOTAアクティベーションは,山開きを済ませて夏山シーズンに入った十勝連峰に行きました。

選んだのは主峰十勝岳の南に位置する富良野岳(1,912m)です。

十勝岳はここのところ噴気が多くて,火口の発光もみられるなど,ちょっと活性化しているのが気にかかるところで,ちょっとおっかなくなって(hi),南に外れた山に向かいました。

ちょっと寝坊して5時に家を出,十勝岳温泉の公共駐車場に車を止めて6時過ぎに行動開始です。
駐車場がすでに雲海の上です。この時の気温11度。

いやあ,素晴らしい天気でした。ほぼ無風。眼下に広がる雲海。
今年の天気についての運をすでに使ってしまった感じです。

2時間半ほどで山頂。


山頂はごく狭いので,富良野市側に少し下がった裸地で店開きです。

今日は7MHzCWから始めましたが,スポッティングされても応答がしばらくありません。イオノグラムを参照したところ臨界周波数が10MHzを超えており,どうもコンディションのせいみたいです。しばらく粘って5QSO。

14MHzにQSYしてもRBNで拾ってもらえず,セルフスポッティングしてようやく12QSO。

フォロワーさんから,21−50がよくひらけているとの情報をいただき,予定外の21MHzに出てみたところ,ZLからも含めて8QSO。ぜんぶで25交信。

2時間以上も長居してしまいました。

きょうも交信いただきありがとうございました😄

2020年6月15日月曜日

HRTC Asahikawa(オール旭川)コンテストにちょっと参加

 6月13日と14日は,私もメンバーとなっている,ハムラジオ大雪クラブ主催のHRTC Asahikawa(オール旭川)コンテストが開催されましたので,初参加しました。

クラブのホームページ https://asahikawa-contest.jimdofree.com 

 日曜日が仕事でしたので,参加できたのは土曜の夜と日曜の早朝だけとなりましたが,JARLの全国規模のコンテストとは違った,のんびりムードで交信を楽しむことができました。

 ただこの週末は,岐阜,山形,山梨の県支部コンテストも同じ時間帯に開催されていたせいもあり,ちょっとハンデがあったかも知れないですね。

 430MHzでのコンテストQSOも久しぶりにできました。

 このコンテストは,ローカルコンテストですが,旭川に限らず全国のハム同士の交信がポイントになりますので,とても敷居が低いコンテストだとおもいます。副賞に特産品も出ますので来年は是非ご参加ください。

2020年6月11日木曜日

低周波もむずかしい(マイクアダプタ)の巻

先日,ダイナミックマイクとECMをFT−991Aに繋ぐためのアダプタボックスを作り,ローカル局との430FMでの交信では特に問題もなく快適に使えていました。


さて,きのうこれで50MHzのSSBに出てみたところ,応答があった局から音がおかしいとのご指摘があり,急遽純正のハンドマイクに差し替えてことなきを得ました。

2020年6月8日月曜日

SOTA JA8/SC-060 神威(かもい)岳(歌志内市)

467m 1pt

前日の半面山では,ひさびさに往復9キロほど歩いたせいで,筋肉痛も出てきてしまい(スネの前側とか,こんなところに筋肉あったのか!?というところまで),今日は車で上がれるお手軽サミットに行ってきました。

選んだのは歌志内市かもい岳の山頂です。

SOTA JA8/KK-127 半面山(旭川市)

426m 1pt

旭川市内の半面山でアクティベーションしてきました。

先週の JA8/SC-065 芦別市上金剛山は車で上がれる簡単なサミットだったので,純粋に徒歩で到達するサミットはこの半面山が初めてです。

運用中に,旭川市内の登山もされるOMさんから,この山は「はんめんざん」というのが正しいということを教えていただきました。

国土交通省の「二等三角点の記」にも「はんめんざん」のふりがながあり,SOTAリファレンス(英文)にある「はんめんやま」というのは誤りのようです。

地理院の地形図には,「半面山」の表記はここより少し南の,359mピークに記載があるのですが,その場所は三角点「中半面」で,今回運用した場所とは異なります。

運用した三角点「半面山」は,地元では「天神が峰」と呼ばれているピークで,その名の由来は,山の麓に天神様が祀られている北野神社があるからなのだとか。


国見峠駐車帯(3台分くらいのスペース,埋まっている場合は300メートル離れた嵐山展望台入り口に駐車可)に車を停めて,脇の遊歩道入口から登ります

道は尾根沿いに平坦だが途中急な上り下りがいくつかあり,秋から運動をさぼっていた身にはなかなかこたえた。

駐車場から4,800メートルだそうです

落ち葉から花をのぞかせていたギンリョウソウ
葉っぱがない,寄生植物です


二等三角点「半面山」の標石を確認


眺望は良くない


今回の運用もVCHアンテナにFT−818でHFメイン。

前回は7MHzCWだけだったので,今日はSSBと14MHzにも出てみることに。

前回よりもエレキーの速度をゆっくりにして,時計も持ってきたし,少し要領が良くなった!hi

14メガではニュージーランドからも応答があり、移動運用で初めてオーバーシーQSOができたのが収穫でした。交信いただいた各局ありがとうございます。

2020年6月2日火曜日

初めてのSOTAアクティベーションをやりました!

2020年のハムラジオの目標の一つはSOTA運用をたくさんすることときめていた。

自分は夏山登山しかできないので,冬の間は他のアクティベータの追っかけをしていたが,雪が解けて,6月に入りSTAY HOMEも緩和され,とうとう念願のSOTAアクティベーションをすることができた。

最初は地元,旭川市内の半面山(JA8/KK-127)で計画していたが,先日ヒグマが出没して周辺が封鎖されてしまっており,計画変更を余儀なくされてしまった。

そこで向かったのは旭川の隣町,自宅から1時間ちょっとの芦別市にある上金剛山(JA8/SC-065)。