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2023年2月14日火曜日

LEDレベルメータ

手元にLA2284という、LEDをドライブできるレベルメータICがあったので、これで何か工作することにしました。

秋月で何か注文したときに一緒に買ってあったもので、まあLEDやらVFDやら、趣味のヒカリモノ集めの一つで特に使いみちを考えずに入手したものです。

ミュージックプレーヤのヘッドフォンやオーディオのライン出力につないでも、線が邪魔でおもしろくないので、マイクを入力にしてその辺の音を拾って点滅させるようにしてみました。

このICは電源が16Vまで使えるので、9Vの006Pを使って組み立ててみます。真鍮線で保持すると電池ホルダもいらないので、今回もこのやりかたで作ります。


ECMユニットの出力レベルは低いので、そのままではレベルメータの入力には使えなかったことから、1石マイクアンプを入れています。22μFと、それに並列の抵抗の値をそれぞれ変えると点滅のリリースとアタックが変わります。


ブレッドボードでうまく動作したので円形基板に組み付けることにします。LEDは縦に並べて正面から見えるようにしようと思いますが、せっかくなので真鍮線で工作することにします。
いちおうラフを描きます
真鍮線ははんだづけの失敗がバレます
配線はスズメッキ線とポリウレタン線でやります

アタリパンクコンソール

音が出るちょっとしたおもちゃを作ってみたくなったので、Atari Punk Console として知られるガジェットを工作してみました。

その名は古のゲームコンソール、Atariの名前を冠していますが、特にAtariと関係はないようで、昔のゲームマシン風の音がでることから、ネット上ではそういう名前で通っているようです。

ごくシンプルな回路で、Forrest Mims氏がラジオシャック社のために書いた小冊子 "Engineer's Mini-Notebook" で紹介されていたのが初出のようです。

今回はJamecoのサイトにあるMims氏のページを参考にしました。

NE555を2個、または2回路入りのNE556を使った回路で、一つ目のタイマのパルス出力をトリガとして、二つ目のタイマで構成したワンショットマルチバイブレータを動作させるしくみのようです。発振器はボリュームを使うとそれぞれ周波数とワンショットの長さが調整できるようになっていて、VVVFインバータを動かしたときのような独特の音色が得られます。音楽を鳴らすようなものではないですが、しばらく遊べます。

出典:https://www.jameco.com/Jameco/workshop/DIY/atari-punk-console.html

今回はこれを秋月で売っている丸型基板(P-08578)に実装してみました。

電源は006P乾電池で、電池スナップ部分とスピーカーを支えるステーとリードは直径0.8mmの真鍮線を使っています。両面スルーホール基板なので、ボリュームも基板上のランドに直接はんだづけしました。結果として造形的にも面白いものができたと思います。

電池を真鍮線で保持するやり方は割と使えそうです。